サラゴサ万博を訪問した後、竹下景子さん一家とバルセロナを旅しました。最近出来たばかりの高速鉄道「AVE」でサラゴサから2時間、地中海が見えてくるとバルセロナです。
今回は今も建設が進む、建築家アントニ・ガウディの代表作、サグラダ・ファミリア教会の主任彫刻家、外尾悦郎さんを訪ねました。
ガウディの建築は本当に不思議で、何度訪れても毎回初めて来たかのような不思議な感覚になります。まるで自分が虫になったような気持ちになって、とっても落ち着くのです。
外尾さんの案内でヘルメットを着用して、工事用のエレベーターで建設中の塔の天辺まで連れて行ってもらいました。
この外尾さんのお話がとても印象的で、いくつか心に残ったものがあります。
ガウディが残した彫刻の数々の中に、羽の無い天使や、我が身を売って、家族の薬を買おうとする少女がありました。「善」と「悪」の間に答えをつくらないのがガウディの彫刻の一つの姿なのだ、と教えてもらいました。また、曲線で出来ているように見える建物も、実は全て直線で設計されていること、また、カタツムリや卵、乾燥した葉っぱなどを綿密に観察することが設計の基本となっていること・・・。「自然を限りなく謙虚に、最大の敬意と努力をもって向かい合えば、そこに物凄いエネルギーが生まれる」と言う事を感じる瞬間の連続でした。
教会という建物を作っていく過程そのものがガウディの心のような気がしました。
写真はサグラダファミリア教会の外尾悦郎さん、グエル公園にある、笑うトカゲの前で竹下景子さん。



























