Mine Kawakami: Pianist

DISCOGRAPHY

SAMURAI 1613
侍 １６１３
<2015年9月26日>
「川上ミネ清水寺ピアノリサイタル」にてリリース

DISC 1: 侍　SAMURAI

1. グアダルキビール　9:04
   GUADALQUIVIR
2. 月の浦　14:02
   TUKINOURA
3. 祭　10:31
   MATSURI
4. エスピリトゥ　9:23
   ESPÍRITU (SPIRIT)



DISC 2: キリエ　KYRIE

5. プロローグ　5:08
   PROLOGUE
6. 帰郷　18:47
   VOLVER（RETURN）
7. キリエ　5：15
   KYRIE Kyrie Ⅰ
8. キリエ　4：14
   KYRIE Kyrie Ⅱ
9. 大いなる夢　21：21
   GRAN SUEÑO（THE GREAT DREAM）

作曲・ピアノ演奏：川上ミネ
Composed/Piano performance by Mine Kawakami

「侍 1613」

400年前に黄金の国を目指して東北から海を越えてスペイン・ローマまで渡った伊達侍・支倉常長。1611年に東北を襲った慶長三陸地震・津波の直後、太平洋の向こうの世界を見つめた伊達政宗の命を受けて日本人初めての大使・支倉常長が歩んだ７年の旅路を描いたピアノ劇曲です。苦しみと喜び、異文化世界との出逢い、そして侍の心を８８個の鍵盤で描写した「侍1613」。

日本国皇太子殿下とスペイン国王夫妻臨席のもと開催されたマドリッド王立劇場での記念音楽会（芸術監督：川上ミネ）のライブ録音も収録。また、この音楽会を実現するまでの軌跡はNHK総合でドキュメンタリー番組として放送されました。第一線で活躍するスペイン人フラメンコギタリスト"カニサレス"、４００年前にスペインに残った侍の子孫が参加するコリアデルリオ・サンタマリア合唱団が歌う聖歌、日本を代表するソプラノ歌手・盛かおるが友情出演し、４００年前から今に繋がる侍の道を美しく感動的に蘇らせます。

東北・メキシコ・スペイン・ローマ・フィリピン・キューバ。支倉常長が通った道を実際に歩き、２年の歳月をかけて制作された全曲が収められています。
2014年公演の「サンドウィッチマン・川上ミネ　連作コント＆ピアノ「侍宣教師クルーズ」（NHK総合で放送）の音楽としても演奏。
マドリードでの開幕記念音楽会は「2013年スペイン国内で最も良かった演奏会」としてスペイン文化省から推奨されました。

題　字
題字は、塩沼亮潤大阿闍梨（仙台市秋保慈眼寺住職）によります。海を超え、遠くヨーロッパに渡った支倉常長もまた大陸をひたすらに歩いた人でもありました。そこから、険しい山道を歩く「千日回峰行」を満行された、塩沼大阿闍梨に題字をお書きいただきました。

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