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ウエルバで演奏会をしてきました。

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地図で見ると、真下は大西洋、左横はポルトガルの国境という、南スペイン最西端の街、ウエルバで夕べ演奏会をしてきました。
ウエルバ大学の19周年記念行事として呼んで頂いたのですが、港の公園の中にあるコンサートホールは学生、一般の人たちで満席になりました。

マドリッドから高速鉄道で4時間。何処まで見渡してもオリーブ畑とオレンジ農園しかないアンダルシアを縦断して大西洋に面した終着駅、そこがウエルバです。

ローマ時代から名を残す古い街にしては珍しく古い建物が少なく、一番古い建物でも250年ほどしかたっていない理由を聞いて驚いてしまいました。257年前、1755年11月1日に起こったリスボン大地震の津波によって街全体が壊滅したというのです。最大で20メートルの津波だったそうです。
人ごととは思えない歴史を持つこの街には何か不思議と心が和むエネルギーと優しさがあって、たった二泊しか滞在できませんでしたが、すっかりこの街が好きになってしまいました。
かつてコロンブスが暮らし、航海を始めるきっかけを生んだ街でもあります。

そして驚いたのが食材の豊かさ。市場に行くと、タコもイカもエビもそのまま生きていて、市場の中にあるバルでは何処よりも新鮮なタパスが何十種類と並んでいました。
美味しかったのは、モンゴウイカの卵のソテー、マグロのトロステーキ、白エビのワイン蒸、キンメダイの丸焼き、カラスミのアーモンド和え・・・。

来週日本に戻って番組の収録があるので、どうしても編曲と練習をしなくてはならず、惹かれる後ろ髪を無理やり束ねてマドリッドに戻ってきました。
ああ、次回ウエルバに行く時はミネ包丁を持参してキッチンのあるホテルに泊るぞ~!

写真はウエルバ名物、イチゴです。
演奏会前、ウエルバ大学の学長さんから楽屋に届いた差し入れだったのですが、あまりの大きさと甘さに感動してしまいました。翌日市場に行ってみたら、一箱2キロで200円でした。

  • 2012年03月03日(土)00時21分
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