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断崖絶壁なニ長調の街、ロンダ。

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スペインを代表する作曲家、イサーク・アルベニスが作曲したアルバム「イベリア組曲」の中に、「ロンデーニャ」という曲があります。

まだドイツに住んでいたころの学生時代、この曲に出逢ってスペインに憧れ、行ってみたいなと思いを高鳴らせた大好きな曲の一つです。
このロンデーニャの舞台、アンダルシアのロンダと言う街に週末行く機会がありました。

コルドバから車で南へ約2時間。山岳地帯の美しい自然が広がる所にこの街はありました。
人口4万人ほどの小さな街ですが、新石器時代から人が住んでいたとされ、その後ケルト、フェニキア、ローマ、イスラムと支配者を変えながらも生き続けてきた古い街です。
不思議な明るさと静けさのある街で、人々は至って開放的で社交的、何か女性的な雰囲気を感じる土地でした。

昔から、地球上いろんな村や場所を旅する時に、その場所が持つ「調性」を探すという遊びをするのが好きです。人も動物も場所も、何故か「調性」があるような気がしてなりません。
ハ長調の村もあるし、二短調の犬もいるし、変ホ長調の友達など・・・なんでも調性にして遊んでいると、面白い事もあります。
あっちから嬰へ短調の和声的短音階がやってくるな~と思ったら何年ぶりに久しぶりにバッタリ会った友達で、そういえば昔もやっぱり嬰へ短調の和声的短音階のままで全然かわらないなぁとなったりするのです。
これでいくと、ロンダはシャープ系の調性、ニ長調かな~、などと思ったりしたのですが、なるほどそういえばアルベニスの「ロンデーニャ」も曲の始まりはニ長調だったゾ、などと妙に納得してしまったりするのでした。ま、この場合、潜在的な思いもあるのかもしれませんが・・。

それにしてもこの街。断崖絶壁の上に立っていて、高所恐怖症の人にはかなり厳しい場所が沢山あります。
写真は泊ったホテルなのですが、窓から下をのぞくと・・・まるで空中にいるようで、とても素敵でした。
ちなみに、高所恐怖症の私の父ちゃんだったら、このホテルには宿泊できないだろうな~と思うのでした。

  • 2011年05月23日(月)23時59分
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