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アマポーラとピーピー豆。

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アンダルシアに住んでいる一年の中で、今ほど散歩が楽しい季節はありません。

真っ赤なケシの花が野原一面に咲き、その合間にはカモマイルやホタルブクロや豆の花が咲き乱れ、その根元にはてんとう虫や真っ黒な堅そうな虫、蟻、毛虫・・ありとあらゆる昆虫が蠢き、そこに影を揺らすのは実がギッシリとなったイチジクの木や小さな粒を付け始めた山ブドウの蔓葉。
自分のたった二つの目では見つけきれないほど、野原は宝の山です。

スペインの野生の豆を見ると、小学校の通学路で友達と競ってピーピー豆を探した事を思い出します。カラスノエンドウという野草豆で、程よく膨らんだ豆の中身を取り除いて吹くと、立派な笛になるのです。

それにしても、このスペイン版ピーピー豆。
近所のおばちゃんに使い道を聞いてみたところ、中の豆を出すところまでは日本と同じなのですがその後「笛」にするなどと言う遊びはなくて、そのままパエリアに入れて豆ご飯にするのだそうです。

ああ、何て美味しそうな話・・。

  • 2011年05月26日(木)06時37分
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