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イスタンブールの関西空港行きゲート。

残念な事に、スペインから日本までの直行便フライトがないので、帰国する時はいつもはドイツを経由して行き来しています。
でも、今回は初めて、イスタンブール経由のトルコ航空で往復することになりました。
このイスタンブール経由、なかなか快適でした。
ヨーロッパ系の航空会社よりも座席の幅が随分広いのと、機内食の量が山盛りだったのも良かったです。

マドリッドからイスタンブールに向かう途中、まるで地図を足元に広げているかのように、
バレンシア

地中海のマジョルカ島・メノルカ島

イタリアのサルジニア島

イタリア本島ののナポリ

ギリシアのテサロニキ

イスタンブール

と、雲ひとつない上空から4時間にわたって広がる地上の美しさに酔いしれる思いでした。おかしな姿勢で窓にへばり付きながら過ごしたので、後で更にギックリ首が悪化しましたけど。
そうです。実は、周りの友達から「地図女」と言われるほど、地図が大好きです。飛行機に乗って、街や山脈などを地図ナシで探すのって止められません。

ところで、世界中のどの飛行場に行っても面白い!と思う事があります。それは、間もなく搭乗が開始される出発ゲート。
ゲートの中に居る人々ほど、飛行機の行き先の国と街を反映するものはないと思います。

例えば、成田空港行きのゲート。話声も小さく、手荷物もサッパリしていて、全体的に服装も雰囲気もリラックスした感じがあり、手荷物も限りなく少なく、さすが東京だな、と思います。

名古屋・中部国際空港行きのゲート。話声は成田空港行きよりも小さく、遠慮がちに座る人が多くて、綺麗な服装でしっかりお化粧をして乗る女性が多いなと思うことがよくあります。

マドリッド行きのゲート。宴会を始るぞ的な高揚感があって、鶏小屋をつっついたような騒がしさで、この段階で耳栓を探します。

ハバナ行きのゲート。故郷に帰る喜びでいっぱいのエネルギーに満ちていて、ゲート内にいる知らない人にも話しかけたりナンパしたりして、新たな友達の輪が広がる場所です。カリブ海に向かうバカンス客も多くて、日頃本国で君はそんな格好して歩かないだろう、というアロハシャツに水着みたいな格好をしてそのまま海に浸かれるぞ状態で乗るヨーロッパ人もいっぱいです。

そして今回、私が向かった関西空港行きのゲート。
日本での居住地が京都の私には一番最寄りの飛行場と言う事もあって、最もよく利用する日本の国際空港ですが、何度乗っても面白すぎるのです。
まず、声のボリュームは成田行きと名古屋行きを足して3倍にしたくらいの騒がしさ。時期が時期だけに、団体観光客のおばちゃん達が山盛り居て、この会話を聞くだけでも本もアイポットも必要ないほどの面白さです。
イスタンブール空港は少し変わっていて、ゲートごとに手荷物検査場があり、空港の免税品店で買い物をした後に荷物検査がある、という構造です。
ゲート入り口に行ってみると搭乗時間は迫っていると言うのに、この手荷物検査が長蛇の列となっていて、まるで進まないのです。
何事かと列の先を覗いてみると・・・10人ほどのおばちゃん団体が手荷物に入れていた「トルコ名物ヨーグルト」を持ち込み禁止になっている「液体物」として検査官に止められているのです。
これが名古屋行きなら、皆その場で悲しそうな頬笑みをうかべながら、そっと検査官に渡して、何事もなかったかのように諦める筈なのですが、大阪のオバチャンはこんな事では諦めません。

「ほな、ここでいただきますわ」

と言って、エックス線検査機の前でオバチャン全員が業務用サイズのヨーグルトの蓋をバリバリっと開けて、仁王立ちになってグビグビと飲み始めるではありませんか。

関西空港行きゲート。最高です。

  • 2011年09月28日(水)22時52分
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